算数好きのお子さんはご存知だと思います『中学への算数』を息子も使っているので、今回はどういった問題集なのかご紹介したいと思います。
『中学への算数』とは
知っている方は知っている『中学への算数』。小学生のための算数月刊誌です。内容は教科書の範囲ではなく、中学入試の対策のための勉強を進めることにより、算数の面白さや楽しさを知ってもうらうことを目的としいている問題集です。「ステップアップ演習」と同じ東京出版が発行しています。
4月号から始まって、来年3月号までの1年間で難関中学の入試に必要な算数の内容を解いていきます。
年間特集予定
- 4月号:中和必須手法
- 5月号:和と差の文章題
- 6月号:角度・面積・体積
- 7月号:比(1)(比のあつかいと文章題)
- 8月号:比(2)(図形と比)
- 9月号:比(3)(速さと比)
- 10月号:立体(影・展開図・水)
- 11月号:整数
- 12月号:規則性
- 1月号:場合の数
- 2月号:論理
- 3月号:総合演習
レベルアップ演習年間予定
- 4月号:式と計算、角度、和と差・平均算
- 5月号:約数と倍数、面積、差集め算・つるかめ算
- 6月号:余りとn進法、図形を動かす 、割合と比(1)
- 7月号:規則性(1)、長さや面積の比 、割合と比(2)
- 8月号:規則性(2)、平面図形のまとめ、倍数変化算
- 9月号:場合の数(1)、立体図形(1) 、仕事算
- 10月号:場合の数(2)、立体図形(2) 、グラフの問題
- 11月号:数の範囲、影や水の問題、旅人算・通過算・流水算
- 12月号:条件整理、立体図形のまとめ、速さと比・グラフ
- 1月号:総合演習(1)、総合演習(1) 、総合演習(1)
- 2月号:総合演習(2)、総合演習(2) 、総合演習(2)
- 3月号:直前チェック、直前チェック 、直前チェック
『中数』を知ったきっかけ
息子が5年生の頃、本屋で息子の問題集を探していた時に『中学への算数』を初めて手に取りました。同出版社の「ステップアップ演習」問題集は塾の先生にプラスαの問題集として紹介していただき購入していました。しかし、この時期の息子はまだまだ中学受験をするということをどこか他人事のようにしていて全くやる気スイッチが入っておらず…。本棚に飾っている状態。
6年生になってスイッチが入り、塾の宿題の空き時間に問題を解いているようです。丸つけをしながら「やった〜気持ちいい~!キレイに解けた!」という声が聞こえるので解いていて楽しいようです。灘特にいた頃、公開テストが終わった帰りにステップアップ演習の話とかをしていたから、けっこうまわりはプラスαでやってるみたいと息子が話していたのを思いだすと、(いや、やってるみたいって他人事…どんだけマイペースなんだ…。)算数好きのお子さんが楽しみながら解いている問題集の1つなのかなと思います。
息子は後ろのページにある科学のお話も好きで楽しみにしています。パズルコーナーの計算ブロックや中数オリンピックのページもあって盛沢山の1冊になっています。
まとめ
「中学への算数」は算数好きなお子さんは1度は解いたことのある問題集なのではないでしょうか。
我が家でも塾の宿題もあるので、問題集を全部解くことを目標にせず、無理のない程度で進めています。
息子によると、1日に大問1題と手軽で、解けた時に爽快感があるそうです。
中学受験の算数は基本的な知識を踏まえた発展的な考え方が必要とされるため、読解力や思考力など試される試験になっています。「中数」はハイレベルな問題が多く、じっくり考える時間も大切にして欲しい我が家では、おやつの休憩時間などに問題を解いています。
算数好きなお子さんにオススメです。